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こんにちは。株式会社コイワの小岩創司です。
最近はめっきりコロナウィルスの影響で週末も外出を控え、平日もマスクが必須な毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんな時にも仕事があることに感謝して、マスク着用、手洗いうがいの徹底を基本とした対策を第一に社員一同コロナに負けるなで励んでまいります。
今年は花見も自粛ムードでしたが、先日通りがかった公園で桜がきれいだったので立ち寄って写真だけ撮らせていただきました。
春じゃのぅって感じです。
さて、本日は前回までに紹介させていただいた若手大工さんたちが実際どんな感じで仕事を学んでいるのかについて今までより少しだけ掘り下げて紹介していこうと思います。
見習いの大工さんは手元(てもと)、手子(てこ、てご)と呼ばれます。手元というのは職人さんの補助を行う人のことを指しますが、最近は手元を連れて回る職人さんは少ないそうです。
息子さんを手元として連れてこられる職人さんをたまに目にする程度です。
一人前になるまでは大工さんの手元として現場で頑張るコイワ若手衆、脚立に上った大工さんの指示を基に道具を渡したり、仕事のあとを掃除したり、はじめはいわゆる“見習い仕事”。雑用ともとれる仕事から始めていきます。
でもはじめはただ道具を渡すのだって上手くできなかったり。。
“インパクト” “キリ” “テッポウ” 取ってくれと頼まれてもはじめはそもそも言葉の意味が理解できませんし、道具の名前、使い方ももちろん知りません。ビスの種類も長さに太さ、材質に形状が様々。
状況によって使い分ける道具や部材の名前を覚えるための授業はありませんが、現場で大工さんが使う道具を渡すことは多くの情報をインプットする最初の機会です。
実際に道具を使う前には正しい使い方やどんな扱いをすれば危険があるかを教えますが、それは手元としての現場デビューからもう少し先の話。
一人前の大工さんになるには何年かかるのか。個々人の得手不得手も考えだすと人それぞれです。そもそも何が出来たらどこから一人前なのか、基準の線引きをなにで判断するべきなのかもわかりません。
ゆっくりというわけにもいきませんが、決して焦らず着実に成長していつかこの投稿を通して独り立ちの報告もしたいです。
仕事を学ぶ、教わるのは教わる側も必死ですが、教える側だって必死だと思います。お互い何がわからないのか“わからない”わけですから、手に職をつけるのだって互いのコミュニケーションの上でステップアップしていくのだと思います。
若手の大工さんまずは今できることを精一杯、師匠にみてもらいながら技術を磨き次のステージへ進んでいくことが会社にとっても未来の技術力という大きなメリットになります。
大工さんに限らず、私も一緒に成長し置いて行かれないよう頑張りたいと思います。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会コイワは広島で内装造作大工工事を請け負う工事業者です。
ベテランの大工さんから若い大工さんまで活躍中、一緒に働く大工さんを募集中です。